オーガニック文化の普及 -オーガニック豆知識 vol.1
みなさんこんにちは!!もって(Motte)です!!
今回は、オーガニック豆知識について、記事を書いていこうと思います。
豆知識と言っても自分が勉強して知った内容の備忘録みたいなものです。。。笑
僕の性格上、気になったことは調べないと気が済まず、一度気になったら、本当にずーっと気になっちゃうので、自分でも面倒くさい性格だなーっていつも思いながら、調べていると朝を迎えていることがあります。
その日の仕事中は本当に死ぬほど眠いです。。。
そして、今回も「オーガニックって安全っていうけど、本当に安全なの?」っていう疑問が生まれちゃいました。また、余計なことを。。。笑
疑問① オーガニックが注目を集め始めたきっかけは?
世界三大感染症の1つであるマラリアの対策として、感染元である蚊の駆除剤として、1950年代以降にDTTという殺虫剤が多く使用されました。
海洋生物学者のレイチェル・カーソンさんが、その環境における影響を知り、「沈黙の春 著レイチェル・カーソン」を出版。当時の大ベストセラーとなり、多くの人に農薬や殺虫剤の危険性が知られることとなります。
そこから、欧米でのオーガニックへの意識は一気に浸透していったと言われています。
その影響力は絶大で、レイチェル・カーソンは女性で唯一、20世紀に最も影響力のあった20組(TIME vol.153,No12 / Scientists & Thinkers of the 20th century)の選出されており、肩を並べた著名人には、ライト兄弟や、アインシュタインなどがいます。
疑問② オーガニックって本当に安全なの?
オーガニックのメリット/デメリットについては、多くの議論がありますが、オーガニックが良いと思う理由の1つに「農薬に使われる化学薬品が制限されているため少ない」ということがあります。
農薬を使用しないものは特別という認識がありますが、農薬を利用し始めたのは、1940年代のからで、農薬の歴史は80年程度しかありません。
それ以前はずっーとオーガニックを生活していたことになります。
ちなみに良く勘違いされるのですが、オーガニック(有機栽培)だからといって、全く農薬を使っていないわけではありません。
日本ではオーガニックという言葉を記載する基準がなく、有機JAS認定によって農薬の量などの基準が定められていますので、オーガニックという表記があるかないかではなく、有機JAS認定の記載があるかどうかで判断することをお勧めします。
疑問③ オーガニック文化の日本の普及率どれくらいなの?
日本では、ファーストフードの新発売されると、ニュース等で大体的に取り上げられますよね。○○バーガー新発売で長蛇の列!!みたいな感じで。
日本人の私たちにとっては、なんら違和感を感じずに、「ひまがあったら行ってみようかなー」くらいな反応だと思いますが、実はファーストフードをニュースで取り上げる国は、世界中で日本しかありません。
海外で取り上げてしまうと、放送局に「身体に害があるものを全国ネットで発信するなんて何ごとじゃぁあああ!!」っていう抗議の電話が殺到してしまうほど、ファーストフードは問題視されており、オーガニックに対する意識の高さはケタ違いのようです。
普及率に関しては、日本は先進国の中で比較すると、断トツで低いことが分かります。
日本は国土面積が小さいことから、少量で美味しい価値のあるものを追及して提供するというイメージがありましたが、オーガニックに関しては、まだまだ発展途上のようです。
要因として、需要と供給を考えたときに、需要側の生涯賃金の低下による、安価なものが良い(ファストファッションなど)という社会的な流れも大きく影響しているのかもしれません。
今日はここまでとなります。
オーガニックという言葉ができたのも、まだ100年も立っておらず、むしろ無機栽培の方が歴史は浅いんだなーっと思いました。
そして、たった100年しか経っていないのに、土壌汚染やら人体被害などといった影響が出てしまっている点、有機栽培の割合が多いと言われるイタリアでさえも90%は農薬を使用している点を見ると、100年後はどうなってるんだろうと思います。
風の谷のナウシカの世界が、現実になるのも時間の問題なのでは!?
自分の身体ためにも、地球のためにも、オーガニックという考え方は良いのかもしれませんね。
次回もよろしくです!!
もって(Motte)
1989年生まれ。山口県下関市出身。東京都在住。ITベンチャー企業に就職後、フリーランスに転身。暴飲暴食といった食生活や生活習慣の乱れからくる体調不良に悩まされた経験から、オーガニック商品や簡単な運動を中心とした健康な身体つくりに興味を持ち、自身の得た知識や経験をブログやSNSを通して展開している。